2011年2月15日 (火) 22:40
今日診療が終わった後に
蕨戸田医師会と歯科医師会が共同でディスカッションする
M&D研究会に行ってきました。
「BP製剤」
聞いたことある方もいらっしゃると思います。
ビスフォスフォネート製剤、骨粗鬆症や悪性腫瘍の骨転移がある患者様に使用するお薬です。
大変画期的で素晴らしい薬ですが、
歯科治療など観血的処置(歯を抜いたり血がでるような処置)をすると
顎骨壊死(あごの骨が腐る)が認められた症例があるとのことです。
医師の先生からもこの薬の利点を何度もお聞きしました。
いたずらに怖がるのはよくないとの貴重な意見もいただきました。
やはり大切なのは患者様の状態を医師、歯科医師が相互的に把握して
連携をとっていくことだと思いました。
そのためにも患者様はご自身が飲んでいらっしゃる薬は必ず
受診前に担当医の先生に報告することが大切であると思いました。