2011年12月15日 (木) 23:00
在日3世のキム・スンヨン監督の「チベットチベット」を観ました。
己の源流を知るべく、祖国の韓国に赴いた彼は、民族性などについて考える時、、
ふとしたきっかけでインドに亡命を余儀なくさせられながらも、誇り高く生きるチベット人のことを知るのである。
ドキュメンタリーで描かれる淡々とした映像に惹きつけられました。
ここで出てくるダライ・ラマ14世は愛と非暴力をモットーに祖国のために戦い続ける僧侶です。
彼の半生、思想に強く興味を抱き、
「瞑想と悟り」
「夜明けの言葉」
を読み進めました。
今「宇宙のダルマ」
に入りましたが、なかなか本格的な内容で、苦戦しております。
これらの映画や本を通じて、私が思ったこと。
チベットと中国の関係は、テレビで見たり、ネットで見たりして表面的には知っていましたが、
私自身、そこで今まで何が起こっていたのかをあまりにも知らなかったということです。
同じ世界、しかもアジアで起こっていることを、すぐ近く日本にいる自分が把握せず毎日を生きている、
無知とは恐ろしいものです。