2011年12月28日 (水) 18:05
ひろさちや氏の「けちのすすめ」を読みました。
前から好きな作家でよく読んでいますが、
独創的な視点、ユニークな表現方法、また様々な宗教にも精通していて
私としては説得力を感じます。
「小欲知足」「足るを知る」等、今の日本人に必要と思われる言葉を
色々な角度から解説しています。
また同作家の「釈迦とイエス」も読みましたが、
ひろさちや氏の得意分野の宗教の2大教祖(一神教でない仏教にとって釈迦は教祖ではないが)
の違いをかなり独創的な観点から比較検討している面白い本です。
仏教の専門家が聞いたら怒り出しそうな表現も多々ありますが、
誰もが言いたくても言えないことをさらっと言ってしまうあたりは流石です。