弦間歯科医院では治療をはじめるにあたり、患者様のお口の中の状態をお調べし、必要な治療方法について十分に説明を行います。治療は患者様とのコミュニケーションをしっかり取った上で、不安な気持ちを取り除いていただいてから治療を進めていきます。
また、当院の治療方針は「なるべく抜かずに今ある歯を保存して治療する」ことに重点を置いています。そのために綿密な検査を行い、患者様にとってもっとも適切な治療方法をご提案しております。
日本人の虫歯保有数を12歳児において虫歯治療の先進国であるフィンランドと比較すると約4倍になっています。その差は予防歯科にあるといってよいでしょう。
虫歯の出来る仕組みや自分自身の「虫歯のリスク」を知ることにより、より適切な虫歯予防を実践していくことが可能です。
虫歯は歯の表面についたプラークに、虫歯をつくるミュータンス菌が棲みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸が歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。これが虫歯のはじまりです。虫歯の原因には以下のようなものが代表的です。
虫歯の原因はわかっているわけですから、この条件を解消することが「虫歯予防」となります。歯垢は毎日の正しいブラッシングで取り除き、セルフケアではとれない部分は歯科医院で取り除きます。あとは普段のプラークコントロールを心がけることで健康的な歯を維持できます。
食べ物が入ると、お口の中では細菌が淡水化物を分解して作り出す酸によって、口の中が酸性に傾きます。酸性の状態が長く続くと、歯の表面からカルシウムやリンが溶け出し(脱灰)、虫歯がはじまります。唾液が分泌されることで、酸性に傾いたお口の中のPHが中和され、元の正常な状態にもどります。
親知らずは第三大臼歯といって通常必要とされていない歯です。一般的に人類の顎の大きさに対して生えるスペースが無いために真横に向かって生えたり、斜めに生えたりしてしまいます。親知らずが生える力で手前の歯を押したりすると、奥歯の痛みを感じたり、順々に手前の歯を押すことにより、前歯の歯並びが変化したりします。
また、一番奥にあるため歯ブラシが届かず、細菌が入りやすくなってしまいます。それによって虫歯になったり歯茎が腫れたりしてしまいます。埋まっていて悪さをしなければ大丈夫ですが、症状が出るようでしたら早めに抜いたほうが良いでしょう。体調が悪い時や疲れ気味のとき、またこの様な症状を繰り返している場合は一度ご相談ください。