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唾液の量

2019年8月27日 (火) 08:08

いまの時季、熱中症はもちろんですが歯周病にも気を付けたいです。

歯周病は唾液の分泌量が減ることなどで口腔内が乾燥し、歯周病菌が増えることなどで発症します。

とくに口渇感が乏しい中高年は、唾液が減っていることに気付かずに知らず知らずのうちに

歯周病を進行させることもあるから要注意です。

 

中高年の口の中が乾燥しやすいのは、唾液腺の衰えや薬の副作用、

唾液が出にくい糖尿病や老人性うつ病など唾液量が減って口腔内が乾きやすい要素が多いからです。

 

しかも、猛暑下では睡眠不足や偏った食事により唾液の分泌を担う神経が乱れやすい。

そうめんやうどんなど軟らかい食べ物を噛まずに流し込むことも多くなるため、

通常の20~30倍分泌される食事中の唾液量も減ります。

 

口腔内の乾燥は病的口臭につながりますが、この9割以上は主に歯周病菌が原因です。

また歯周病を引き起こしている原因のひとつが口腔内の乾燥なのです。

 

 

心当たりのある人は、ナッツや野菜など歯ごたえのあるものを食べて口の周りの筋肉を鍛えて、

唾液が出やすい環境を整えることです。

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