2021年7月1日 (木) 09:05
新型コロナウイルスは唾液による飛沫感染のリスクが指摘されている。
このため唾液の飛沫を防ぐ歯の磨き方を普及させることが重要だと判断し、
日本歯科医師会が動画を作成した。
歯磨き時に飛沫がどのくらい飛ぶか、ちりやほこりがないクリーンルームで実験した様子を紹介。
口を閉じて歯磨きすれば、唾液は飛び散らないことを実験で確認し、
新型コロナ感染対策上、口を閉じて歯磨きする有効性を強調している。
そのほか適切な歯ブラシの選び方や歯磨き後の口のゆすぎ方も紹介している。
動画を監修した日本歯科医学会連合副理事長の川口陽子氏は「口を閉じる歯磨き方法は、
エチケットとして新型コロナの時代が終わっても実践することが重要。
学校や職場などで歯磨きする場合は時間が重ならないよう工夫し、
人との距離も保つ。会話をしながらの歯磨きにも注意」とコメントしている。