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歯周病予防の歯間ブラシは使う順番も大切

2021年12月9日 (木) 15:24

デンタルプロ(大阪府八尾市)と日本歯科大学新潟の研究グループは、

歯間ブラシと歯ブラシはどちらが先に使用した方が

プラークコントロールに対して有効かについて実験を行い、

第63回春季日本歯周病学会学術大会で結果を発表した。

 

歯周病予防や治療のためにプラークコントロールは重要だ。

歯周病のリスクが高い歯間部の清掃用具の一つに歯間ブラシがあるが、

一般的に歯ブラシの使用後に歯間ブラシを使う人が多いことから、実験を行うことにしたという。

 

その結果、プラーク除去の変化率は、歯間ブラシを最初に使った場合、平均で69・9%、

歯ブラシを最初に使った場合が55・3%で、

歯間ブラシを最初に使った方が、プラークが除去された割合は高かった。

 

デンタルプロによると、一般的に歯間部は、歯ブラシだけでは

約60%しかプラークを除去することができず、

歯ブラシとデンタルフロスの併用で約86%、

歯ブラシと歯間ブラシの併用で約95%までプラーク除去効果が向上するという。

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