2022年4月20日 (水) 06:39
お子さんの安静時に口が開いている状態を指す「お口ぽかん」をご存知でしょうか。
長引くマスク生活から、親が子供の「お口ぽかん」に気づきにくく、
またはマスク内で息がしづらいことから「お口ぽかん」になりやすい、といった問題が浮上しています。
日常的に口がぽかんと開きっぱなしになってしまう状態を「口唇閉鎖不全症」といいます。
これは、口呼吸になってしまうため、むし歯や歯周病の原因、歯並びの悪化、
鼻の調子が悪くなるなど、様々な不調につながります。
口周りの筋肉は、普段何気なく行っている口の運動によって鍛えられています。
口周りの筋肉が未発達な赤ちゃんの時は、哺乳や指をしゃぶることによって発達を促します。
幼児期になると普段の食事や、風車を吹いたり、シャボン玉を膨らませたり、
口を使った遊びが口周りの筋肉を鍛えることに繋がります。
コロナ禍の状況ですから、衛生意識を持って行いましょう。