2025年7月27日 (日) 10:15
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骨粗しょう症の治療薬には、骨を強くする効果がある一方で、
まれに顎の骨が壊死(えし)してしまう副作用があることをご存じでしょうか?
この記事では、そのリスクと予防策について、歯科の視点からわかりやすく解説します。
顎骨壊死とは、顎の骨の一部が血流不足などにより壊死してしまう状態のことです。
歯ぐきが腫れたり、治りにくい傷ができたり、骨が露出することもあります。
これは、特定の骨粗しょう症治療薬(特にビスホスホネート製剤やデノスマブなど)を
使っている方にごくまれに見られる副作用です。
以下の薬剤が関連するとされています:
ビスホスホネート製剤(BP製剤)
例:アレンドロン酸(フォサマック)、リセドロン酸(アクトネル)など
デノスマブ(商品名:プラリアなど)
一部の抗がん剤(骨への転移抑制薬)
これらは骨の代謝を抑えることで骨を丈夫にする一方、顎の骨の回復力が低下することがあります。
歯を抜くなどの外科処置が原因で、骨に直接刺激が加わるため
口の中は細菌が多く、感染が広がりやすい環境であるため
◆ 顎骨壊死を防ぐためには?
骨粗しょう症の治療を始める前に、歯のチェックや必要な治療を済ませておくことが大切です。
特に抜歯が必要な歯は、薬を使う前に処置しておくと安心です。
毎日の歯みがきを丁寧に
定期的に歯科でのクリーニングを
歯ぐきの腫れや痛みを放置しない
治療を安全に進めるために、現在使っているお薬の情報は正確に伝えることが重要です。
特に「骨粗しょう症のお薬を使っている」と教えていただけると、抜歯などの際に適切な処置ができます。