2025年9月7日 (日) 07:13
35歳以下で発症し、急速に進行して歯が抜ける「侵襲性歯周炎」について、
原因遺伝子の1つが「MMD2(エムエムディーツー)」と呼ばれる遺伝子であることを
広島大学の研究グループが明らかにした。
歯周病は中高年の病気と思われがちですが、10代や20代でも重症化するケースがあります。
特に「侵襲性歯周炎」と呼ばれるタイプは、若年層で急速に進行し、歯を失う大きな原因となります。
通常の歯周病と違い、進行スピードが速く、短期間で歯の支えとなる骨が失われる。
プラークや生活習慣だけでは説明できず、家族内で似た発症パターンが見られることも。
近年の研究で、免疫応答や炎症に関わる特定の遺伝子変異が関与していることが明らかに。
例えば、好中球の働きに関連する遺伝子や、炎症性サイトカインに影響する遺伝子が注目されている。
遺伝的要因があると、通常よりも細菌に対する体の防御がうまく働かず、重症化しやすい。
遺伝子が関わっていても、「必ず発症する」わけではない。
定期検診、プロのクリーニング、正しい歯磨きで進行を防ぐことが可能。
家族に若くして歯を失った人がいる場合は、特に早めの検診が大切。
若いから大丈夫、と思っていても油断は禁物。
侵襲性歯周炎は遺伝的な背景を持つことがあるが、早期発見・予防で歯を守ることができる。
気になる方は歯科医院でチェックを受けましょう。