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「歯磨き」が新型コロナ予防になる!?

2020年7月31日 (金) 17:57

2002年に流行したSARS、12年のMERSはすべて「コロナウイルス」です。

この時のデータから、分かっていることがあります。歯周病菌とコロナウイルスの関係です。

人の口腔内には歯周病菌(ポルフィロモナス・ジンジバリスなど)があって、肺炎や心内膜炎、大腸がんの原因になるといわれています。

咽頭にはコロナウイルスが侵入できる標的細胞が存在します。

この細胞集団は糖タンパクによって守られていて、ウイルスが容易に侵入できないようにしています。

歯周病原菌などから産生されるプロテアーゼはこの糖タンパクを破壊することもあり、ウイルスの侵入を助けていることが分かりました。

もっとも、「新型コロナウイルス」についてはまだデータはないのですが、これまでのコロナウイルスと同じように考えています。

だから、歯周病患者や口腔内が汚れている人は、予防しなければなりません。

コロナウイルスは唾液にも含まれるので、「歯磨き」「舌ブラシによる掃除」「うがい」のセットが効果的です。

うがいは喉の奥までしっかり行き渡るようにしたいですね。

うがい薬では、「リステリン」のアルコールが有効とされていますし、「イソジン」や「ネオステリン」も効果が期待できます。

歯磨きは毎食後3分、寝る前に3分、1日4回はしてほしい。うがいは歯磨きの前にするのが理想です。

また3月に、米紙ニューヨーク・タイムズが歯科医院を感染リスクが高い危険な場所として取り上げました。

そのため、世界中で歯の治療を躊躇する動きがありましたが、実際は逆です。

「必要不急」の場所ですから、虫歯に限らず、歯石を除去するスケーリングやメンテナンスもやった方がいい。

口腔内を清潔に保って、予防しましょう。

東京歯科大学口腔がんセンター長の柴原孝彦先生のご説明を引用しました。

コロナウイルス感染予防・重症化予防と口腔ケア

2020年5月22日 (金) 08:57

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先日、埼玉県歯科医師会 会長の大島先生が発信した新型コロナウイルス感染症の

感染予防、重症化予防と口腔ケアの関係についての動画です。

要約すると、感染への恐怖から歯科受診をためらっていらっしゃる方もいると思います。

ただ自己判断で治療を中断、延期すると虫歯や歯周病は悪化します。

口腔内の環境が悪くなればオーラルフレイル、そして全身のフレイルにもつながります。

歯周病は心疾患、脳血管疾患や糖尿病を悪化させますし、

口腔内の細菌は誤嚥性肺炎のリスクを高めます。

口腔細菌はインフルエンザの感染にも深く関わり抗インフルエンザ薬の薬効も

著しく低下させるという報告もあります。

口腔の衛生管理をすることは新型コロナウイルスの

感染予防にも有効と考えられています。

歯科医院は今までも様々な細菌やウイルスによる感染症との闘いでしたので

徹底的な衛生管理をしてきました。

また新型コロナウイルス感染拡大の中、新たに徹底した衛生管理、

診療室の滅菌、換気などを行って今まで日本では

歯科医院からの新型コロナウイルスの感染確認はされていません。

 

どうしても分からない時はかかりつけ医に相談しましょう。

新型コロナウイルスは正しく恐れ、きちんとその対策をしましょう。

感染予防のために 歯科診療受診にあたってのお願い

2020年4月30日 (木) 09:23

新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言が発令されましたが、

感染拡大は収まりをみせてません。

口腔内の汚れは感染症等にかかりやすくなるため、メンテナンスは必要だと思いますが、

不要不急な治療はお控えください。

 

当医院では患者様一人の診療が終わった後の消毒、滅菌の徹底、窓を全開にしての換気、

その上での治療時の口腔内、口腔外バキュームによるエアロゾル感染の防止、

常時、歯科医院専用の細菌・ウイルス感染抑制装置による空間除菌を行ってます。

 

診療が終わるたびに必ず行うので、診療への呼び出し、会計時など

いつもよりお待たせする時間が長くなりますがご了承いただきますようお願い申し上げます。

鼻呼吸こそ天然のマスク

2020年3月27日 (金) 09:43

新型コロナウイルスによる感染症が広がり、手洗いの励行など予防行動の呼び掛けが続く中、

意外に触れられていないのが、口や鼻の健康保持の大切さ。

従来のインフルエンザウイルス対策に準じた、

口と鼻を健やかな状態に保つことで体の免疫力を維持する取り組みです。

 

いくつかのポイントがあり朝起きてすぐ、朝食前の歯磨き。

口の中の細菌をできるだけ取り除いておくのが有効です。

口の中にすむ歯周病菌などの細菌もまた、ウイルスの細胞侵入をしやすくする酵素を出す。

口の中が汚い=細菌が多いと、それだけ感染の危険性が増すわけです。

 

次に鼻呼吸です。

ヒトは1日に約1万リットル(500ミリリットル入りのペットボトル2万本)分の

空気を吸い、同じ量を吐き出す。

この動作を鼻でするか、口でするか。同じようだが、その意味は全く違う。

鼻呼吸には、ウイルスを防ぐさまざまな関門が伴うからです。

とはいえ、鼻呼吸が苦手な人もいる。マスクを着けた息苦しさで、

マスクの下で口を空けている人も少なくない。

そこで「あいうべ体操」。舌の筋肉が鍛えられて舌先が上顎に付き、

自然と鼻で呼吸できるようになるといいます。

 

最後に口腔ケアです。

口腔(こうくう)ケアがインフルエンザ発症率の低下につながることは、

2003~04年、65歳以上の在宅療養高齢者190人を対象にした調査で明らかになっています。

歯科医師や歯科衛生士がケアを行う「口腔ケア介入群」と

本人や介護者がケアをする「従来型」を比較したところ

半年後発症リスクが10分の1に減少したとのことです。

がん治療と口腔ケア

2020年1月31日 (金) 06:55

わが国では生涯でがんに罹患する割合は2人に1人といわれており、誰しもが罹患する可能性のある病です。

治療中お口の中が乾燥することや唾液による自浄作用が低下して衛生状態が悪くなります

 

薬物療法では約半数近くで粘膜炎が起こります。

また、頭頸部(けいぶ)領域の放射線療法でも同様に粘膜炎が起こります。

特に重度の粘膜炎をきたした場合、強い痛みにより食事の摂取が困難となったり、

精神的なストレスの増加によって治療に対する意欲を低下させたり、

予定されている治療の変更や中止といった治療計画の遂行に支障をきたすことも少なくありません。

一方、手術前にお口のケアが行われた場合、手術部位の感染、

呼吸器感染などの術後合併症の発症を軽減することが示されています。

したがって、患者さんが安心してがん治療を受けられることに対して、

お口のケアの果たす役割は大きいと考えます。

 

歯科医院で行われるお口のケアによりがん治療によって生じる有害事象を軽減させ、

社会復帰を促進させる効果が期待できます。

がん治療の予定が決まりましたらかかりつけ歯科医にご相談ください。

レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019

2019年11月29日 (金) 19:06

 

 

レッド&ホワイトリボンキャンペーン2019が始まりました。

今月15日に浦和で行われた東京歯科大学の柴原教授の

「なぜ、今、口腔がん検診か? -身につけて欲しい口腔がんを疑う目ー」

の講演を聴いて、昔は希少がんと言われていた口腔がんが

増加の一途をたどっているという事実に驚きました。

写真のコップはレッド&ホワイトリボンキャンペーン2019の活動を応援して頂いたうがい用のコップです。

当医院では口腔がんが疑われる症例で専門医と協力して診断にあたる

オーラルナビシステム」を導入しています。

 

1年に1度は口腔がん検診を受けましょう!

「入れ歯の効用」 かめる状態維持が大切

2019年9月30日 (月) 08:26

「歯がある人は丈夫で長生き」は本当でしょうか?

千人以上の高齢者を対象に行った調査では、

〈1〉かみ合わせが安定している

〈2〉かみ合わせが不安定

〈3〉かみ合わせが全くない―の3グループに分け、8年間にわたり生存率を調べたところ、

かみ合わせが良い人ほど生存率が高く、かみ合わせがない人ほど生存率が低くなっていました。

入れ歯を使っている人と入れ歯を使っていない人でも、生存率に大きな差がありました。

もし歯を失っていても、入れ歯を使ってかめる状態を維持すれば、より長生きできるということになります。

 

また転倒リスクや認知症との関連についても同様の結果が出ています。

 

このように歯と入れ歯は、健やかな老後を送るための大切なアイテムなのです。

唾液の量

2019年8月27日 (火) 08:08

いまの時季、熱中症はもちろんですが歯周病にも気を付けたいです。

歯周病は唾液の分泌量が減ることなどで口腔内が乾燥し、歯周病菌が増えることなどで発症します。

とくに口渇感が乏しい中高年は、唾液が減っていることに気付かずに知らず知らずのうちに

歯周病を進行させることもあるから要注意です。

 

中高年の口の中が乾燥しやすいのは、唾液腺の衰えや薬の副作用、

唾液が出にくい糖尿病や老人性うつ病など唾液量が減って口腔内が乾きやすい要素が多いからです。

 

しかも、猛暑下では睡眠不足や偏った食事により唾液の分泌を担う神経が乱れやすい。

そうめんやうどんなど軟らかい食べ物を噛まずに流し込むことも多くなるため、

通常の20~30倍分泌される食事中の唾液量も減ります。

 

口腔内の乾燥は病的口臭につながりますが、この9割以上は主に歯周病菌が原因です。

また歯周病を引き起こしている原因のひとつが口腔内の乾燥なのです。

 

 

心当たりのある人は、ナッツや野菜など歯ごたえのあるものを食べて口の周りの筋肉を鍛えて、

唾液が出やすい環境を整えることです。

オーラルフレイル

2019年7月29日 (月) 19:30

フレイルという言葉を聞いた事がありますか?

年を取れば力が出なくなったり、身体も動かしにくくなります。

そうした状態が重くなり、日常的な生活を営みにくくなると、他の人の力を借りなければならなくなります。

それが「要介護」という状態です。

「フレイル」はこうした「要介護」に至る前の状態であり「健常」である状態から

少し体の機能が下がった状態を指します。

オーラルフレイル(口の虚弱)の人は、そうでない人に比べて「身体的フレイル」になる人が2.4倍、

筋肉量や筋力が低下するサルコペニアは2.1倍、要介護認定になる人も2.4倍で、

総死亡リスクも2.1倍になるといわれています。

口の機能が低下すると、ご飯を食べる量が少なくなる。それに続いて体重が減少します。

それは脂肪の減少だけでなく筋肉量減少も起きます。

この筋肉のうち、姿勢を保ったり、日常的な動きを行うものを抗重力筋と言いますが、

この筋肉が減ると日常的な動きがしにくくなり、基礎代謝も減少します。

そうなると身体を動かすことも少なくなり、おなかもすかなくなるので、結果、食べる量が減ります。

こうなると悪循環に陥ってしまいます。

そうならないようにするためには歯科医院でスクリーニングテストをしてもらい、

現状を知り、口腔(こうくう)内のケア、歯の治療、義歯の調整あるいは、口唇、舌、

飲み込みのトレーニング、お口の健康から始まる全身の健康を保っていきましょう。

「唾液の働き」

2019年6月30日 (日) 10:57

唾液には、たくさんの働きがあります。

口の中に食べ物を入れた時には味覚を感じ、かみ砕くことによりのみ込むことができるようにします。

発音する時には舌や唇の運動は、唾液の湿潤作用により円滑に行うことができます。

 

唾液の分泌量は、成人で1日1~1.5リットル分泌されると言われています。

これは、年齢、精神的緊張、疲労状態などによって変化します。

 

唾液は潤滑剤の役割を担っていて歯がすり減らないように守ってくれたり、

義歯を入れても粘膜が傷つきにくかったりするのは、唾液のおかげです。

特に義歯では、唾液の分泌量や性状がその維持力に大きく影響しています。

 

唾液にはさまざまな成分が含まれ、消化酵素で消化を助けたり、

傷の修復作用や細菌の増殖を抑制する抗菌作用、

食後の酸性に傾いた口内を中和させる作用、初期むし歯の修復作用などもあります。

 

夜寝ている時は唾液が分泌しないため、就寝前の歯ブラシはしっかりしましょう!

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