2008年6月20日 (金) 15:02
先日、蕨市立某保育園に歯科検診に行ってきました。
去年までは小学校に検診に行っていたので、保育園の歯科検診は大学病院勤務時代に離島診療で伊豆諸島に行っていた時以来です。
部屋に入ってみると・・・
ひよこのようなかわいい保育園児がたくさんいました。
一人が泣くと連鎖的にみんな泣き出します。
心の中で「痛いことしないよ。お口の中ちょっとだけ見せてね~」
と、呟くのですが勿論通じません。
子供の目から見れば「嫌なことをする大きな男の人」と映っているのでしょう。
そうこうしているうちに子供達との格闘も無事終わりました。
検診を通じて感じたことは虫歯がある子供は昔に比べてかなり減ってきたように思います。
最近は歯科でも予防がかなり進んできて保護者の認識も高くなってきています。
しかし、子供の虫歯も2極化されてきているように思います。
虫歯のない子供はほとんどが健全歯ですが、虫歯がある子供は何本も、しかも歯の神経まで達する大きな虫歯があるということです。
歯は咀嚼、咬合に重要な関係があり身体の発育、脳への刺激などにとっても必要不可欠です。
また早い時期に乳歯を喪失すると将来永久歯列が不正咬合になる確率も上がるので、「将来乳歯は生え変わるから」と思わず予防することが大切です。
当院ではフッ素塗布やシーラントを始め、子供の予防に力を入れておりますので
分からないことがあればお気軽にご相談ください。
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