2022年6月18日 (土) 09:03
主に夏に流行する感染症の一つに手足口病がある。
患者の多くは乳幼児だが、子どもからの感染で大人が発症することもある。
手足口病の特徴的な症状は手のひらや足の裏、口腔内、咽頭にできる水胞状発疹と38度台の発熱です。
発疹はかゆみや歩行困難な痛みを伴うケース、臀部(でんぶ)に見られるケースもある。
通常は数日で解熱し、発疹も徐々に消失する。
主な感染経路は、飛沫(ひまつ)と接触です。
原因ウイルスに対する抗体を持たない乳幼児の間で感染が広がりやすいが、
一度抗体ができた大人でも、時間とともに抗体の働きや量が低下すると感染しやすくなる。
発症した子どものくしゃみなどによる飛沫、鼻水や便などから、家庭内感染する大人も多い。
特に、夏バテなどで体力が落ちていたり、糖尿病などで免疫機能が低下していたりすると、
感染リスクが高くなるので注意が必要です。
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