2012年11月23日 (金) 21:33
11月22,23日に広島で行われた日本歯科保存学会秋季学術大会に行ってきました。
学会参加の目的は研究、学術の発表を見ること、
また日本歯科保存学会認定専門医の更新をすることです。
今回の認定医講習会の演題は
「歯科保存治療認定制度の二段階制導入にむけた取り組みと歯周治療の流れ」です。
演者は日本歯科大学新潟生命歯学部歯周病学講座の佐藤 聡 教授でした。
基本的な歯周疾患の初期治療の流れから認定医、専門医としてやるべき理想の治療まで
細かく説明していただき再認識することが出来ました。
明日からの臨床に役立てたいと思います。
学会前後に観光したところも少しだけ!
世界遺産宮島で!
宮島紅葉谷公園で
弥山にも山頂まで登りました。
時期にも恵まれ生牡蠣も堪能し、公私共に有意義な学会でした!!
2012年11月7日 (水) 21:42
ダライ・ラマ14世著「日々の瞑想」を読みました。
チベット仏教を代表する最高指導者であり、宗派を超えて大きな影響力を与える仏教博士号を持つ僧侶
ダライ・ラマ14世の著作はただでさえこの世に大きな影響を与えます。
ただ、宗教の問題を抜きにしても(仏教徒、キリスト教徒、イスラム教徒、ヒンドゥ教徒等)、
真理、人間としてあるべき姿を述べていると強く感じました。
ダライ・ラマの言葉
「遅かれ早かれ私たちは死ぬのです。
そのさいに後悔の念を抱いて過去をふりかえっても、もう遅いのです。
ですから毎日を有効に過ごしてください。
他の生きものを傷つけることなく、利他の思いで接してください。
そうすれば満足の思いを抱いて、やすらぎをもって死んでいくことができるでしょう。
何人かの友人が泣くかもしれませんが、死にゆくあなたの心に後悔はありません。」
人間として生まれ、人間として死んで行く。
この運命に逃げることなく、正面から受け止める芯の強い、人間性が見てとれます。
仏法のかなめに余すことなく触れ、日々の瞑想をどのように行うか、
簡潔明瞭な指南を与え、さらに踏み込んで
日常生活の中であわれみの心と空性の見解をどのように培っていくかを
ダライ・ラマが自ら著したこの著作、面白かったです。