2016年10月30日 (日) 10:54
日本歯科保存学会の学術大会に行ってきました。
今回は長野県松本市で行われましたが、次の日も診療がありトンボ帰りの日程でしたので疲れました。
学会の合間に信州特産のせいろ蕎麦だけ食べることが出来ました。
今回の講習会のテーマは「歯根未完成歯の歯内療法の考え方」でした。
歯根未完成歯とはまだ根が出来上がっていない歯、つまり子供が対象ということです。
外傷やむし歯が原因で歯髄(歯の神経)に炎症が起こってしまった歯への対処法です。
従来の考え方では歯髄に炎症が起こってしまったら抜髄(歯の神経をとる)が鉄則でしたが
子供の場合は保存療法が有効であるとのトピックスが出来つつあります。
とても有意義な講演でした。