2019年6月30日 (日) 10:57
唾液には、たくさんの働きがあります。
口の中に食べ物を入れた時には味覚を感じ、かみ砕くことによりのみ込むことができるようにします。
発音する時には舌や唇の運動は、唾液の湿潤作用により円滑に行うことができます。
唾液の分泌量は、成人で1日1~1.5リットル分泌されると言われています。
これは、年齢、精神的緊張、疲労状態などによって変化します。
唾液は潤滑剤の役割を担っていて歯がすり減らないように守ってくれたり、
義歯を入れても粘膜が傷つきにくかったりするのは、唾液のおかげです。
特に義歯では、唾液の分泌量や性状がその維持力に大きく影響しています。
唾液にはさまざまな成分が含まれ、消化酵素で消化を助けたり、
傷の修復作用や細菌の増殖を抑制する抗菌作用、
食後の酸性に傾いた口内を中和させる作用、初期むし歯の修復作用などもあります。
夜寝ている時は唾液が分泌しないため、就寝前の歯ブラシはしっかりしましょう!
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