2010年5月19日 (水) 23:48
伊坂幸太郎 著 「ラッシュライフ」(新潮文庫)を読みました。
読みやすく、スリリングな展開で一気に読みました。
5つの物語が交錯するストーリーはエッシャーのだまし絵みたいなもの。
小説の初めはそれぞれが独立した話なのだが、
ストーリーの展開と共にそれぞれが交錯していく。。。
伊坂幸太郎氏の描写の仕方が、
初めて読む私にとっては新鮮で面白かった。
他の作品も興味を持ちました。
とりあえず次は、
「重力ピエロ」かな。
私も読みました、この本。
私はちょっと残念な読後感でした。少し最後の話しが交わる為に事件が起きている(あるいは作者の意図が見えすぎている)のと、書き取り外人少女(笑)がちょっと興ざめでした。そんな人いないんじゃないかな?と。感動させるための事件って感じてしまったので。
でもかなりヒットした方ですので、きっと良い作品も多いんだと思うんですが、最初の出会いが良くなかったので割合敬遠気味です。