2009年3月22日 (日) 03:38
私の大好きな作家の一人に五木寛之がいます。
時間がある時に読もうと思い何冊も買ってあるのですが、
先週の祝日の時に一気に読みました。
「大河の一滴」。
五木寛之の誠実さが文章に滲み出ている良い作品でした。
人生の色々な事象を鋭く観察しておられますが、
その内の一つに医療行為について述べておられました。
作者は医療行為を受ける側の人として、
私のような医療行為をする人間とはまったく別の立場から
自身の心と身体の健康、医療についてお考えになっていることを知りました。
私が当たり前のこととして考えていることも、
それはただ1つの考え方であって、患者様一人一人に合った
色々な考え方、正解があるのだと改めて思いました。
大変勉強になりました。
また明日からの診療の糧にして頑張ります!!